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「考えない」癖 続き

けして歳のせいにいたくないが、最近親の指示に従う「良い子」が多いと思う。

それがいけないわけではないが親の指示に従うのが本当に「良い子」なのか・・・

私はいつも自分が子供の頃、バレエが全てだった時の自分と、熱心に一生懸命「バレエ大好き」と言っている生徒を比較してしまう。

私は始めたのが9歳で独りで何でも出来る歳になってからだったからなのか。

”バレエ”の世界魅了されて行ってしまったせいか、シニヨン(おだんご)も親に1度も結んで貰った事はない。

発表会のレンタル衣裳の直しも全て自分でやった。

クリスマスプレゼントや、お誕生日プレゼントは全てレオタードや、トゥシューズ、バレエシューズ、などのバレエ用品だった。

それが、今の子はどうでしょう・・・・

私は何時間もかけ、手がしびれては鏡を見直しせっかく仕上がった場所や形が悪いと何度も何度もやりなおした。

そうしてお稽古の前に自分でおだんごを結んでいたお陰で、自分の頭の形にはどの部分でおだんごを作れば頭の形が良くみえるか、どうしたら顔が小さく見えるかなど知っている。

バレエの衣裳に関してもそう。

どうしたら、自分の体系が美しく見えるかを知っている。。。

トゥシューズもどうやったら少しでも自分の脚が長く、美しく見えるかを今も研究している。

しばらく踊っていなかったので、足の裏の筋肉が退化しているし、足首が、すぐぐらつく・・・・

それをどの様に鍛えればよいか。

そんな事ばかり最近では考えている。

以前ある生徒がバレエ用具を忘れた。

「忘れたらお稽古できないのよ」と言ったら「だってお母さんがいれわすれたんだ」といった。

準備は全てお母さんがやっているから、その生徒には忘れたのは自分の責任ではなくてお母さんの責任だと。

そこで私はまた自分が子供だった頃を思い出す。

私は週に2回しかないお稽古日が待ち遠しくて、毎晩指折り数えていた過ごしていたから「お稽古」が出来ないなんてそんなショックな事はない。

だから絶対に忘れないようにしようと・・・・ 考えていたはず・・・

でも今は少子化のせいか自分が何もしなくても、親が何でもしてくれて、何でも整っている状態が当たり前なのか子供は何も考えないで済む。

お稽古場に来るのも親の送り迎えが当然とされている昨今では、家から車にのればお稽古場。お稽古が終わってまた車に乗れば家。っといった風である・・・

暗くなったら・・・・

とか、遅くなったら・・・・

とか、もし変な人に襲われそうになったら・・・・

とか。考えたり、想像したりする事があるのだろうか・・・・

もの凄く大げさなのかもしれないが、私はこの幼い頃に植えつけられた「考えない」癖は必ずや大きな歪みとして表れてくる事があると心配でならない・・・

マスコミの中の出来事は決して他人事ではないと本当に思う・・・

いつどんな時でも、なんでも整った状態が当たり前になっているとその子と自体が特別とか、幸せとかではいつしかなくなりいつしか「お母さんがやれって言ったからやっているんだ」と何もかもが、何かや誰かのせい。

人任せ・・・

自分自身のため。自分がやりたいから、大好きだからやってる!!!ではなくなっていく。

子供には与えすぎないで欲しい・・・

なぜ、何を、どうすれば・・・

そんな想像力豊かな子供の計り知れない才能を潰してしまっているのは大人たちの「子供に楽をさせてあげたい」などという気持ちではないのか・・・

しかしその本当の”実”の部分は、子供がアレコレやるといろいろ面倒だし、時間もかかるし・・・

などと考えて「自分が楽をしたいから」であることに大人たちは本当に気づいていないのか・・・

愚問で仕方がない・・・

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今日もありがとうございましたheart04heart04heart04

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